エデュケーションライターの長田百合子さん。「長田塾」や「長田寮」で子供の教育はもちろん、親の意識改革にも取り組んでいる。
長田百合子さんは、1954(昭和29)年岐阜県生れの エデュケーションライター。愛知県の各所に補習塾を置く「塾教育学院」を経営する一方、 メンタルケア部門代表として、いじめや不登校、非行、引きこもりなどで悩む子どもの 家庭に自ら出向き、29年間で2000人を超える子供の問題を解決しています。 また、教育に関するテレビ番組出演や、幅広い講師・講演活動も行っています。

長田百合子さんの通称は「名古屋の熱血おばちゃん」 「愛知の教育を考える懇談会」委員も務め、親を対象とした「長田塾」や 子供を預かる「長田寮」を開き、親の意識改革と子供の訓練に当たってます。

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「個性」を煽られる子どもたち―親密圏の変容を考える
土井 隆義

「個性」を煽られる子どもたち―親密圏の変容を考える

価格:¥ 504
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人気ランキング : 32325位
定価 : ¥ 504
販売元 : 岩波書店
発売日 : 2004-09

教育の根本を直さなければならないのか

まさか個性を煽られているとは知りませんでした。

確かに昔の詰め込み教育は、
工業社会のために人を規格品にするためのものであり、既に破綻しています。

これから必要な教育は、
不確実な将来に向けて自分の力で考え、行動し、成長していく人を育むものであるべきです。
そのためにはできるだけ沢山の種類の経験をし、成功したり失敗したりしながら、
自分の個性を見つけだし、それを磨き続けることが不可欠です。

人間の脳はとてつもなく複雑ですので、人類が60億いても個々人で異なります。
従って、個性は必ずあります。
それをじっくり見つけることが必要です。

しかし、個性を煽られているのであれば、おかしなことになります。
個性を見つけろといわれるだけでは、何も生まれません。
昔の「勉強しろ」のキーワードが変わっただけではありませんか。
要するに教える側が何も理解していないということです。
教育とは何かについて根本的な見直しが必要でしょう。

今の学生達が置かれている現状

社会がおおよそ完成し若者が思い切り社会に貢献できるスキマの少ない
今の日本。その狭いスキマの中でいかに生きていけば良いのか、この先
大人になったらどんな努力をすれば報われるのか?を模索しているのが
今の学生達だと思う。努力したくない訳ではない。努力したのに報われ
なかった親を見、何とか早期に自分らしさを発見して安心したいという
焦りが大いにあると思う。その焦りの中に若さというパワーが注入され
て昨今の事件へと発展してしまっているのではないかと感じた。大人か
らは奇異に見えるパフォーマンスでも何か表現しておかないと不安でし
ょうがない。そういう切実な心境を垣間見ました。

「個性」ってなんだろう

「個性」を見つけ出すことを煽られて「成長」の観念がわからない子どもたち。
最近子どもたちの犯罪。
色々原因は論じられているけど、果たしてどうなのだろうか?
近頃の子どもは本当に問題をかかえているのだろうか?
社会が子どもたちに何を期待してしまったのかを考えさせられる本。
文章が難解でないので読みやすい。
「オンリーワン」が大事だと言われてるけど、
自分には個性なんてものがない気がする。
そう思って悩んでいる人に読んでもらいたい。

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このページの情報は
2006年7月27日15時3分
時点のものです。

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